コンセントのホコリ対策や子どものいたずら防止に使う「コンセントカバー」は、ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツなどの100円ショップでひととおり手に入ります。
ただし100均で買えるのは主に「安全カバー(キャップ・全体カバー)」で、壁の化粧プレート(コンセントプレート)はサイズ・色の選択肢が少なめです。この記事では、100均のコンセントカバーの種類・売り場・選ぶときの注意点を整理します。
種類全体の選び方は「コンセントカバーの選び方|種類別ガイド」、100均の電源タップの実力は「100均の電源タップは危険?」もあわせてご覧ください。
100均のコンセントカバーの種類と売り場
どこで売ってる?(電気・DIYコーナー)

コンセントカバーは、100均店内の電気コーナー、または工具・DIYコーナーに置かれています。
延長コードや電池、配線グッズと同じ棚にまとめられていることが多く、日用品コーナーではなく「電気・工具まわり」を探すのが近道だからです。
- ダイソー:差込口に挿すキャップタイプが定番。柄物(シマエナガなど)もあり
- セリア:コンセント全体を覆うカバー、スライド式のキャップなど種類が豊富
- キャンドゥ・ワッツ:安全キャップ中心。店舗により在庫差あり
見つからないときは、店員に「コンセントの安全カバー」と聞くと案内してもらえます。
100均チェーン別の品揃え早見表
ここまでの内容を一覧にまとめると、次のようになります。
| チェーン | 差込口キャップ | 全体カバー | 化粧プレート |
|---|---|---|---|
| ダイソー | ◎ 定番12個入り・柄物あり | △ 店舗により取扱い差 | ◯ 白の基本形 |
| セリア | ◯ スライド式・収納ケース付き | ◎ 開閉式が豊富 | ◯ 白の基本形 |
| キャンドゥ・ワッツ | ◯ 安全キャップ中心 | △ 店舗差が大きい | △ 取扱い店舗が少なめ |
◎は特に充実、◯は基本的に入手可能、△は店舗によって差が大きい、という目安です。確実に手に入れたい場合は、来店前に店舗の在庫を電話確認しておくと二度手間を防げます。
①差込口キャップ(未使用の穴をふさぐ)
もっとも種類が多いのが、使っていない差込口に挿してふさぐキャップです。
子どもが金属を差し込む事故や、未使用の穴へのホコリの侵入を防ぐのが目的で、10〜12個入りで110円と単価が安いためです。
取り外し用のピック(つまみ)が付いた製品や、収納ケース付きの製品もあります。あくまで「使っていない口」に使うもので、プラグを差している口をふさぐものではありません。差しっぱなしのプラグ側のホコリ対策は「コンセントのホコリ・トラッキング防止カバーの選び方」で解説しています。
②コンセント全体カバー(スライド式・開閉式)
コンセント全体(差込口2つ分)をまとめて覆うカバーもあります。
プラグを差したままでも使えるよう、扉やスライドで開閉できるタイプが多く、子どもがプラグを抜き差ししたりホコリがたまったりするのをまとめて防げるからです。
粘着テープや差込口への固定で取り付けます。コンセントの形状(2口・3口、スイッチ付き)に合うかをパッケージで確認してください。
③コンセントプレート(化粧プレート)は種類が少なめ
壁のコンセントの周りに付いている「化粧プレート」も100均にありますが、1個口・白の基本形が中心で、サイズ・色・連数の選択肢は限られます。
木目調・黒・2連・3連などデザインや規格を選びたい場合は、ホームセンターや家電量販店、通販のほうが揃います。プレートの選び方・交換方法は「コンセントカバーの選び方」で解説します。
ダイソーのコンセントカバー

定番は「コンセント安全カバー」12個入り110円
ダイソーの定番は、差込口に挿す「コンセント安全カバー」12個入り・110円(税込)です。
ABS樹脂製の小さなキャップで、子どものいたずら・感電防止に加え、未使用口へのホコリの蓄積によるトラッキング火災の予防にも役立つとされているためです。
家じゅうの未使用口をまとめてふさぐのに向いています。抜くときに固いと感じることがあるので、取り外しピック付きのものだと扱いやすくなります。
柄物・デザイン
ダイソーはシーズンによって、シマエナガ・動物柄などデザイン入りのキャップも扱います。
目立つ場所のコンセントを少しかわいく見せたい、子ども部屋で使いたいといったニーズに応えるためです。
柄物は入荷が不定期なので、見かけたときに確保しておくとよいでしょう。
セリア・キャンドゥのコンセントカバー
セリアの全体カバー・スライド式キャップ
セリアは、コンセント全体を覆う開閉式カバーや、キャップを毎回外さずに差込口を開閉できるスライド式など、キャップ以外のバリエーションが豊富です。
「よく抜き差しするけれど子ども対策もしたい」という中間のニーズに、開閉できるタイプが合うためです。うさぎ柄などデザイン性の高いものもあります。
取り外しピックと収納ケースがセットになったキャップもあり、使わないキャップの管理がしやすくなっています。
キャンドゥ・ワッツ
キャンドゥ・ワッツでも安全キャップは扱っていますが、店舗規模や時期による在庫差が大きめです。
電気コーナーの品揃えはダイソー・セリアのほうが安定しているため、まずはその2店で探し、近くにキャンドゥ・ワッツしかない場合に確認する、という順序が効率的です。
キャップと全体カバーは併用してよい
1つの家で両方のタイプを使い分けても問題ありません。
たとえば、寝室や納戸などあまり人が近づかない未使用口はキャップで十分な一方、リビングの低い位置や子どもがよく行き来する使用中の口は全体カバーにする、というように場所ごとに使い分けると、コストと手間のバランスが取りやすくなります。
全部を高機能な全体カバーで揃える必要はなく、リスクの高い場所から優先的に格上げしていく考え方がおすすめです。
耐久性・交換の目安
100均のカバー・キャップは樹脂製で、明確な使用期限の表示があるわけではありません。
次のようなサインが出たら交換のタイミングです。
- キャップの差し込みがゆるくなり、軽く引くだけで抜ける
- 全体カバーの粘着力が落ちて浮いてきた
- 樹脂が割れた・欠けた・変色した
- 開閉部の動きが渋くなった、または逆にゆるくなった
いずれも100円台の消耗品なので、迷ったら早めに買い替えるのが安心です。半年に一度など、掃除のタイミングで一緒に点検する習慣をつけておくとよいでしょう。
100均のコンセントカバーを選ぶときの注意点

「未使用口用」か「使用中の口用」かを確認する
差込口キャップは使っていない口をふさぐもの、全体カバーはプラグを差したまま覆うものです。目的に合うタイプを選びます。
「差しっぱなしのプラグまわりのホコリを防ぎたい」なら全体カバーや、プラグにかぶせる専用のホコリ防止カバーが必要で、キャップでは対応できないからです。
コンセントの形状(2口・3口)に合うか
全体カバーは、コンセントの差込口の数(2口・3口)やスイッチの有無で合う・合わないがあります。
合わないものを無理に取り付けると、浮いて隙間ができたり外れやすくなったりするからです。買う前に自宅のコンセントの形を確認し、迷ったら差込口キャップ(形状を問わない)にするのが無難です。
購入前の採寸・確認リスト
店頭で「合わなかった」を防ぐために、次を事前にチェックしておくと安心です。
- 差込口の数(2口・3口・4口)
- スイッチ付きかどうか
- コンセントの周りに家具や巾木との隙間がどれくらいあるか(全体カバーは厚みが出るため)
- スマートフォンで自宅のコンセント写真を撮っておく(店頭で見比べやすい)
粘着式は壁紙・剥がし跡に注意
粘着テープで固定するタイプは、賃貸の壁紙では剥がすときに跡が残ることがあります。
心配な場合は、差込口に挿して固定するタイプや、プレートのネジを利用して留めるタイプを選びます。
小さいキャップは誤飲に注意
差込口キャップは小さく、外した状態で放置すると乳幼児が口に入れる危険があります。
使わないキャップは収納ケースやジッパー袋にまとめ、子どもの手が届かない場所で保管してください。取り外しピック付きの製品なら、外したキャップをすぐ片付けやすくなります。子ども向けの対策全般は「赤ちゃん・子どものコンセント対策」で詳しく解説しています。
トラッキング防止をしっかりしたいなら専用品も検討
100均のカバーは主に「未使用口の保護」向けです。差しっぱなしのプラグのトラッキング火災をしっかり防ぎたいなら、プラグの根元まで覆う専用のホコリ防止カバーや、ほこりシャッター付きの電源タップも選択肢になります(「コンセントのホコリ・トラッキング防止カバーの選び方」「電源タップの安全機能と規格の選び方」)。
購入でよくある失敗
- 必要な個数を確認せずに1パックだけ買った:家じゅうの未使用口を数えると想像以上に多いことが多い。事前に部屋ごとの口数をメモしておく
- 全体カバーのサイズを見ずに買って家具に干渉した:巾木や家具のすぐ横のコンセントは、厚みのある全体カバーが干渉することがある。設置場所の余白を事前に確認する
- 店舗による在庫差を考えず一店舗だけ回った:特にキャンドゥ・ワッツは店舗規模で品揃えが大きく変わる。まずダイソー・セリアで探すと効率的
- プラグを差したままのコンセントにキャップを使おうとした:キャップは未使用口専用。使用中の口には全体カバーか専用のホコリ防止カバーを使う
よくある質問
100均のコンセントカバーは安全ですか?
未使用口をふさぐ・ホコリの侵入を抑えるといった基本的な用途では十分に役立ちます。ただし製品の作りはシンプルなので、確実な固定力や耐久性を求める場合はメーカー品と比較してください。
赤ちゃん対策は100均のカバーで十分ですか?
使っていない差込口をキャップでふさぐ用途なら100均で対応できます。ただし、子どもが自分で外してしまう・キャップ自体を口に入れる、というリスクがあるため、簡単には外れない全体カバータイプや、外したキャップの管理も合わせて考えます。
おしゃれなコンセントプレートは100均にありますか?
基本は白の1個口が中心で、木目調や黒、複数連のプレートは種類が限られます。デザインで選びたい場合はホームセンターや通販が向いています。
ダイソーとセリア、どちらがいいですか?
未使用口をまとめてふさぎたいなら、キャップが多く入って安いダイソー。プラグを差したまま覆いたい・開閉式がほしいならセリアの全体カバーが向いています。
コンセントカバー(プレート)の外し方は?
化粧プレートは、上下または横のすき間にマイナスドライバーを差し込んでツメを外し、内側のネジ(あれば)を外します。詳しい手順は「コンセントカバーの選び方」で解説します(コンセント本体の交換は電気工事士の資格が必要です)。
何個くらい買っておけば足りますか?
一般的な住居では、リビング・寝室・子ども部屋・キッチン・廊下などに複数口のコンセントが点在しており、未使用口だけで10〜20個になることも珍しくありません。
まず家じゅうの未使用口を数えてから、必要数を逆算してパック数を決めると買い足しの手間が減ります。
100均のカバーは電源タップにも使えますか?
差込口キャップは電源タップの未使用口にも基本的に使えますが、電源タップは口の間隔や形状が壁コンセントと異なる製品もあるため、購入前に実際に差してみて緩すぎないか確認してください。
電源タップ全体の安全機能については「電源タップの安全機能と規格の選び方」を参照してください。差込口の間隔が特殊な海外製・特殊形状のタップでは、100均キャップが合わないこともあります。
まとめ:100均のコンセントカバーは「安全キャップ・全体カバー」が中心
ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツの電気コーナー/DIYコーナーで、コンセントカバーはひととおり手に入ります。
- 未使用口をふさぐ → ダイソーの差込口キャップ(12個・110円)
- プラグを差したまま覆う・開閉したい → セリアの全体カバー・スライド式
- 化粧プレートをデザインで選びたい → 100均は選択肢が少なく、ホームセンター・通販向き
- 買う前にコンセントの形状を確認、キャップの誤飲と粘着跡に注意
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